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【VOL.141】沖縄建築見学旅行

(2009/05/13 澤近 泰之 )

昨年初冬久しぶりに沖縄に行く機会があり、いくつかの沖縄建築を見学する事ができた。今回はその時の建築見学の報告とします。

 

 沖縄は20年前、恩納村にあるリゾートホテルの打合せで行って以来、久しぶりの旅行となった。当時同じ設計者の名護市庁舎今帰仁村公民館を見学した記憶があり、20年を経過した有名建築のその後がどのような姿になっているかとても興味深いものだった。
 

1981年竣工の名護市庁舎は極めて地域性の強い建築で、至る所に沖縄独自の素材や、色彩が施されている。前回訪問の際は、2色のコンクリートブロックのストライプ模様が奏でる鮮やかなコントラストや、中でも朱色のコンクリートブロックの存在が際立っていた。今回訪問時はさすがに時も経ち色褪せた感があるが、私個人的には色褪せた現在の色彩の方がしっくり感じられるのは地域性や気候風土の違いによる感じ方の違いによるものだろうか。



また当時,大きな機能的特徴の一つに「風の道」と呼ばれるパッシブな通風システムがあったが、温暖化が進む現在も空調機の力を借りずに機能しているのだろうかと出発前より興味があった。執務室を覗いてみると、壁掛けルームエアコンが並んでいた。事務の一人に聞いてみると、沖縄サミット(2000年夏)以来ルームエアコンを設置したとの事で、それはそれで残念だが、温暖な地域の中と
はいえ20年近くも空調機無しで市庁舎が機能し続けたたことに驚きを感じてしまう。


 

 そして私が一番好きな地域性が色濃くでている北側の半屋外空間「アサギテラス」は、成長したブーゲンビリアがテラスを覆い、また神が降り立つ場としての「アサギ」を引用したこの空間は、理屈抜きに心地よく、不謹慎かもしれないが、このテラスでBEGINの音楽や三線が奏でる音楽をBGMにオリオンビールを片手にのんびりくつろぎたい気分になったのは私だけではないかもしれない。そこにはそんな空気感が以前にも増して在る

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2017/10/11 19:19 | allemagne_cialis
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