【VOL.145】信州カラマツ防火構造サイディングの大臣認定と地域木材の可能性
信州カラマツ防火構造サイディングの大臣認定と地域木材の可能性
1.信州カラマツ防火構造サイディングが国土交通大臣認定
2009年7月、信州カラマツ防火構造サイディング(有限会社和建築設計事務所・小林木材株式会社)が国土交通大臣認定され
ました。木造軸組・木造枠組壁工法に対応した2種類のデザインパターン(チャネルとボードアンドバテン)があります。
特徴は薬剤処理されていないことです。信州カラマツの特性を活かした自然建材です。
2006年のノーマル信州カラマツサイディングの実用から3年目にして、日本国内のどこでも使える外壁となりました。
信州カラマツサイディング防火構造/軸組工法
チャネルサイディングの実用住宅 2009年松本市
2.地域木材の可能性
信州にUターンして10年が過ぎました。地域木材に触れる機会や地域材の素材生産者と話し合う機会が東京にいる
ときと比べ雲泥差ほど増えました。
信州には他の地域に比べ多種樹の木材が生産されています。それらの木はそれぞれに特性をもっているのですが、
これまで活かされることはありませんでした。
2009年は、信州の素材生産者等の任意団体「県産材販路開拓協議会」と協力して、信州木材の特性を活かした木
材建材の開発を行います。「信州カラマツ・信州アカマツによる高耐久204材開発」、「準防火地域・防火地域で使用
できる無垢木材無薬剤処理屋根材の開発」、「無垢木材による外壁構造用面材開発」です。
これらは、木材の品質(寸法・含水率・密度等)を一定に確保する技術確立と、性能規定による建築基準法の解釈が
できて行えるものです。また開発後の需要もあることも必要です。
「無垢木材による外壁構造用面材開発」は、建築基準法の解釈により国土交通省大臣認定に必要な性能評価試験
を行うことがありませんでした。それは建築基準法を制定した頃は、木材は未乾燥材で寸法安定性や品質を一定に
することが困難であったためです。 「無垢木材による外壁構造用面材開発」は壁倍率2倍を目指します。今日主流
にある構造用合板による住宅施行システムをも変えてしまうかもしれません。
来週からは「信州カラマツ・信州アカマツによる高耐久204材開発」の試験を1週間、長野県林業総合センターで約
500本の204材を曲げ・引張り試験を行います。強度はE110以上を目指します。強度試験後実際の住宅(神奈川・
静岡・愛知・長野)で実用試験を行います。
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