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【VOL.55】カラマツのお話し

(2009/01/22 青木 和壽 )
カラマツは戦後、もともと電柱にしようと植林した木です。

電柱は木からプレキャストコンクリート製となりカラマツの用途はなくなってしまいました。

電柱用にと計画的に植えた木ですから樹齢30年・40年で伐採しなければいけません。そうしないと山自体が不健全になり循環がなりたちません。

電柱用カラマツは真直です。(電柱用だからあたりまえですが)

ところがカラマツは人間のような木で約40年間は一定方向に旋回して育ち、その後40年かけて逆旋回を行って筋が通った木になります。

人間のように40歳位いで社会を理解し、40年かけて社会に貢献するような感じですか。

樹齢80年のカラマツの柱


私の自宅には祖父が自山に植えた樹齢80年のカラマツを伐採して柱として立っています。

根元に近いところは(1番玉)安定していますが、年輪の若い上部(2番玉・3番玉)は不安定で、まだねじれようとしています。熟齢期以外のカラマツは人間の手で教育を施さないと住宅建材としては活用できません。
その教育費(加工費)は高く、思い入れなどの付加価値をつけないと高い教育費を投入して使用する木にはなりません。また角(とげ)がたって触るのも注意です。


組み立て状況

完成後の内部

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