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【VOL.190】横浜大さん橋

(2012/07/10 青木 保司 )

 4月のことですが、横浜大さん橋に大型客船2隻が同時に寄港すると聞いて見に行きました。

飛鳥Ⅱ       総トン数 50,142トン 全長241m 乗客定員872名   船籍 日本

シープリンセス   総トン数 77,499トン 全長261m 乗客定員1,950名 船籍 バミューダ

(ちなみにみなとみらいのランドマークタワーの高さはH=296m)

シープリンセスはこの時サイパンに向かう途中で横浜港初入港だそうです。

普段見慣れない客船の大きさに驚きと感動を覚え、更にそのようなものが大さん橋の両岸にあるという光景は圧巻でした。

この大さん橋は、もともと1894年に最初の「鉄桟橋」からはじまり、関東大震災で被災するも1925年に復旧。終戦後はGHQに接収されるなどを経て、オリンピック時の改修など受けながら、大さん橋そのものが設備更新時期を迎え、1989年から大さん橋改修事業が着手され、2002年に大桟橋国際船客ターミナルとして完成しました。国際設計コンペ660件の応募からアレハンドロ・ザエラ・ポロ とファッシド・ムサヴィの案が選ばれました。特徴は、クイーン・エリザベスⅡクラス(全長293m)の客船が2隻同時に着岸が可能で、内部構造には柱・梁がなく(大さん橋ホールを内包)、階段をなくしスロープやエレベーターで上下移動する構造となっています。そして一番の魅力は「くじらのせなか」と呼ばれる屋上広場でしょう。複雑な面で構成された屋上を一面木製デッキ(ブラジル産イペ材)と天然芝で覆っています。ここは24時間開放され、一般の公園のようないこいの場所となっています。


左が飛鳥Ⅱ、右がシープリンセス


シープリンセス                                               飛鳥Ⅱ

飛鳥Ⅱ                                                シープリンセス

デッキ越しの飛鳥Ⅱとランドマークタワー            スロープ一面のデッキとシープリンセス
くじらのせなか



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