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【VOL.193】2つの庭を持つすべり台のある家

(2012/09/15 市川 均 )
  こんにちは、アーキネットデザインの市川均です。今回は、『2つの庭を持つすべり台のある家』を紹介します。

 この家族は、両親2人と娘さん息子さんの4人家族です。設計に対する主な与条件と建て主さんの要望は、

敷地が元々2区画だったので、真ん中に段差がある。

暑さ寒さを出来るだけ自然の力で解決したい。

子供が小さいので、近状の子供たちと一緒にのびのび子育てしたい。

広い庭を有効に使って遊びたい。

という事でした。

 そこで、私が提案した間取りは、敷地の段差を利用した『階段型住宅(スキップフロアと言います)』でした。低い宅地側は1階駐車場と玄関、2階寝室ゾーンの2階建て、高い宅地側は平屋のLDKを配し、それぞれを階段で繋ぐ構成としました。また、建物は南北に長くすることで、東西に性格の違う2つの庭を設けました。東側は山に面し、ウッドデッキをメインとした空間落ち着いたプライベートな『家族の遊び場』としての庭。それに対し、西側は、道路や住宅地に面し、近隣の子供たちも一緒に走り回れる『にぎやかな庭』としました。

 LDKは、天井の高い空間でその両方の庭に面し、かつ出入りも出来ることで、屋内と屋外が一体的に感じる事が出来、さらに敷地全体を回遊出来る構成になっています。


写真1:西側道路からの全景。敷地の段差と右側が2階建て、左側が平屋になっています。


写真2:東側のウッドデッキはリビングと隣接し、一部パーゴラのあるアウトドアリビングとして利用出来ます。


写真3:天井の高いLDKにはオープンなキッチンが配されています。また、周囲の恵まれた景観と光と風を取り込む高窓が設けられています。


写真4:リビングに隣接するプレイルームです。西側の庭に面して、一部2階のスキップフロアになっており、その段差を利用してすべり台を設けました。

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