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【VOL.58】CM(コンストラクションマネージメント)を自分自身で

(2009/01/22 松本 繁 )
今回から3回程度のシリーズで自分の土地の購入から造成・建築までの過程を皆様に見ていただき、私のCM奮闘記を参考にしていただければ幸いです。

第一回の今回は土地の選定から造成までをご説明いたします。


私は長い間、東京をベースに設計活動を行なってきましたが、生来出身が四国香川の瀬戸内で田舎者なのであります。

日々の足許の雑用に追われて里帰りもままならず、何時かは東京の近くに土地付田舎住宅を建てたいと願い、土の匂い・草木の匂いを待ち焦がれていました。でも、だんだん自分の体力の衰退を感じるにつけ、このままでは土との戯れもできない体力になったらどうしよう…と。

そんなわけで5~6年前からわずかな予算を胸に何十回となく広くて安い土地を探す旅を続けました。だんだん東京から遠くになっていく不安と闘いながら。

そんな苦労の末に以前に知り合った不動産屋さんからすばらしい情報を得て千葉県佐原市に土地を見つけたのです。


その土地は売主が不動産会社で、前々所有者が宅地開発を目的に10年以上前に荒造成をしたままになっている土地でした。

我々の予算でも購入が可能な土地で整備すべき事項は少ないように思われましたが、問題は取引に関して仲介業者がなく不動産業者と売買をすることでした。

そのためには私の知識だけでは不十分で、インターネットで無料相談をしたり、売主の調査も行ない、購入にあたっての当方の条件も明確に提示しました。その条件は境界の確定、境界杭の埋設、土地の実測等で、それらは全て契約書に明記し売買を完了しました。


そして近隣の挨拶回りに行って1つの問題が出てきました。

土地からの雨水と土砂の流出があり、これらを対策するように要望され、L型擁壁を設置して土砂の流出を防ぎ、雨水は排水管に集水し、当初の計画より300万程度の出費が発生しました。

これらは地元の土木業者に相い見積を出していただきましたが、ここでCM方式の問題点について一言。

地元の人達に紹介していただいた業者にCM方式の説明を行ないましたが、相い見積についての理解が難しい事を痛感させられました。紹介者の顔を立てるという事の地方特有の難しさ。

次回はもう少し詳しくご説明いたします。

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