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【VOL.66】CM(コンストラクションマネージメント)を自分自身で

(2009/01/22 松本 繁 )
第2回目の今回は造成から建築へのプロセスをご紹介します。

1) 土木造成工事

地元の方々にご紹介していただいた土木業者さんに相見積をお願いしましたが、なかなか理解していただけませんでした。実際に工事が始まってから、他の業者さんを紹介していただいた方々には非常にいやな顔をされてしまい、しつこい程のご理解をお願いするべきでした。
近隣の方々の要望を取り入れた土木工事は着々と進み、約20日間程度で完了しましたが、またまたトラブルが発生しました。引渡しを受けて2週間後に大雨が 降り、いたる所で埋め戻した土が大幅に陥没したり流れ出たりしたのです。すぐに土木業者さんに連絡を取り、再造成を行なうようにお願いをし、雨水処理も再 検討して雨水の確実な経路を再造成しました。これらの工事は土木業者さんの負担で行なってもらえました。芝張りは我々自身で洋芝の種まきを大至急行ない、 建物は盛土した所には建てないのですが、一刻も早く造成した土が落ち着くことを願いながら建築の着工を延期することにしました。
 

造成工事が完了して1年間、地盤の安定と芝等の植物による斜面の補強が概ね出来たと思い、まずあまり大きな影響のないガレージから着工しました。ま た、土木工事と同じように基礎屋さんや大工さんは地元でと考えておりましたが、これも別の意味で気を使いながら基礎屋さんを選定し、2×4の出来る大工さ んを探して多くの方に会ってみましたが、不思議なことに最初から2×4で工事した経験が無い方が多く、仕方がないのでガレージだけは神奈川のフレーマーに お願いをしました。そしてやっとのことで住宅の本体を着工する手はずへと進みました。


2) 建築工事へ

私は以前から輸入建材の研究会に参加しておりますが、その中での新しい試みを自分の家でと考え、断熱型枠を自分達で組み立ててセルフビルドを体験してみることにしました。また材料は出来るだけ私達の知人の協力を受けて自分で輸入して準備することにしました。

断熱型枠(クアドロック)工法とは、基本的に鉄筋コンクリート造で床及び天井・屋根は木造(2×4工法)で出来、比較的セルフビルドしやすい工法です。
でも素人の私達だけでは無理なことは確かで、建築会社の支援を受けながら進行することになりました。基礎工事は全面的に建築会社の工事に委ね、立ち上がり の壁は自分達と鳶の方に手伝ってもらって工事しました。また、鉄筋の加工も鳶の方にお願いをして筋の組み立ては全員で行ないました。断熱型枠のシステムは 鉄筋の組み立てと断熱型枠の組み立てを同時に行なうタイプのものが多く、鉄筋工事と型枠工事のセルフビルドが可能です。しかし今回はCMがメインテーマですのでセルフビルドについては割愛します。


次回は建築工事のお話をします。次回はいよいよ私の出番です。

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