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【VOL.70】続「住まい手を選ばない住宅」-その後-

(2009/01/22 高橋 隆博 )
速いもので、この前のコラムは桜の時期でしたか…….そして今回、
アテネオリンピック真只中!柔道、競泳、体操…….おっと!解説はキャスターの方々にお任せして前回の私のコラムの続編と参りましょう。(そうそう甲子園もやってましたね、横浜ガンバレ!!)

前回、『住まい手と共に、また住まい手によって変化する-都市型の高耐久住宅』を建築中の実例を交えて御紹介しましたが、その娘は他でもなく私の自邸でありました。

去る5月中旬に産声を上げ、無事誕生!家族の生活がスタート。
そしてこの夏から、1階はアトリエ秀(私たちの事務所)の新OFFICEとして早くも成長を始めています。

敷地は狭小ながら容積、高さにはまだまだ余裕があり、必要に応じて近い将来、吹抜けや屋上等々の増床を担保しています (当然、セルフビルドを念頭に床.壁.天井仕上は各々からみをなくし素朴なディティールで止めています)。

鉄筋コンクリート薄肉ラーメン構造による長寿命なスケルトンBOXインフィルとも言える可変部位である鉄骨下地の非体力壁からなるこのシステムは外壁を耐火構造とする準耐火構造である為、都市における3階建てながら完全にフリーである内部空間は全て変化が容易な木造(防火被覆なし)で構成しています。


Photo1


今回は適材適所(適構造適所ともいえる)の素材のコラボレーションをデザイン的にも表現しました。各素材は協調しつつも、しっかり頑張っています。

開口部(サッシ)は検証の為、木製アルミクラッドの輸入サッシを2種と国産アルミサッシ(当然、防火仕様)を使い分けています。

木製ストリップ階段とグレーチングにより4層目の塔屋部分から階段部分は有効なライトウェル(光の井戸)となり狭小地の内部空間を豊かにしています。


2階リビングからダイニングエリアを望む。

テーブルの延長のシンクから右手奥はキッチンゾーン。その手前の窓(スクリーンが掛かる)はバスルームの明かり取り。上部は3階オープンルームのスタディコーナー。
Photo2

Photo3 3階は家族(私と妻、小学生の子供2人)のエリア。

現在は殆ど間仕切り壁はなく、各々の収蔵と就寝エリアは可動間仕切りやカーテンでフレキシブルに仕切っています。(これがなかなか快適)
家族全員のスタディコーナーから吹抜けを介した2階リビングも、木製サッシの大開口からの気色を共有する事で程よい一体感と広がりが心地よい。(左奥は子供達の就寝エリア)

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