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【VOL.71】信州で国産材木と地域材木を取り入れた住宅 /その1 

(2009/01/22 青木 和壽 )
私は信州で活動拠点を移して5年目になります。

国内材木や地元材木の活用が注目を浴びています。山に木のある地方では国産材木や地域材木が容易に活用出来ると思われがちです。
私も地域材の活用に取り組みを始めようと、地元ネットワークの構築や素材生産者に近い集まりにも参加しましたが、供給体制の未熟やコストにより私の設計創作に活用できるものはありませんでした。

しかし、昨年から施主の協力と独自の情報収集、素材生産者や森林組合連合会とのお付き合いから、私の創作内容にあった国内材や地域材の取り入れが可能になりました。

今年は4件連続で国産材と地域材を導入した住宅が完成します。

今回はその第1番目となったY邸の紹介です。


施主は丈夫で落ちついた住宅を希望し、柱は東濃桧と吉野桧を岐阜の桧市場に出向いて選定、玄関の床に2畳分のトチの板等を使用しました。

内部の床と天井に使用する木は白系、壁は赤みのある木を使用し、トップライトとサイドライト等の開口により木による重苦しさを排除しました。


また国産材ばかりではなく、優れたものはグローバルに取り入れました。サッシュは木製断熱サッシュの北米ペラ社製、外壁には北米スタッコ、木部のオイルスティンはドイツ製オスモ、内部塗料はケリーモア等を採用しました。


次回は「北アルプスを眺める住宅」のI邸を紹介します。

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