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【VOL.105】骨組みの木にこだわった家づくり

(2009/01/22 市川 均 )
皆様、こんにちは。

9回目の登場となります市川均@アーキネットデザインです。
今回は、前回に引き続き、木の家の御紹介です。
この家づくりは、骨組みの木材を山から切り出すところから、建て主さんに参加してもらいました。

 私達アーキネットデザインは伝統工法や自然素材、それらを現代の生活様式や適切なコストで実現させるため、設計のノウハウはもちろんのこと、材料の入手方法や工事をする職人の質とコストにまでこだわった、新しい木の家を目指しています。

今回紹介する住宅はその中でも特に骨組みの木にこだわった家づくりの紹介です。

私達は、2004年の3月に埼玉県都幾川村(現ときがわ町)のある山主さんから樹齢70年余りの山の伐採の話を頂きました。そこで、当時設計中であった OさんとYさんにその伐採の見学をお誘いした所、とても興味をもたれ参加されました。その後、伐採した木材を天然乾燥をしている間に設計は進み、結果とし て、Oさんの主要な丸太組Y邸の1階部分にその杉材を使う事になりました。

もともと天然素材に関心が強かったOさんとYさんの家づくりにおいて、今回はタイミングよく伐採の話があったので、お二人にとっては木材の生産から流 通、加工に至る過程が体験出来た事は、大変幸運な事だったと思います。
ちなみに、このとき伐採した杉の木は50本で、この2件の住宅で20本ぐらいを利用しました。

 また、Yさんの住宅の伐採からの家づくりは、先日9月20日にNHKの朝のニュースに紹介されました。


Oさんの御家族と伐採した後の杉の木を選びに行った時の様子です。

O邸内観

伐採した杉材の10本をこの家に利用しました。
その多くは写真正面の杉の丸太の様に丸太や太鼓梁として利用しました。

O邸内観


内観2

Y邸内観

写真正面の2本の柱は面皮の7寸柱で、70年生の杉材だとこの程度の太さです。その他、床は北海道産のナラ材、 壁天井は洋風漆喰仕上げ、右手玄関はテラコッタタイル、奥はドイツ製のオープンキッチン、といった様子です。

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