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【VOL.113】『近くの山の木で家をつくる』家づくり

(2009/01/22 市川 均 )
皆様、こんにちは。

10回目の登場となります市川均@アーキネットデザインです。
今回は、『近くの山の木で家をつくる』家づくりの御紹介です。

ここで紹介するのは、「近くの山の木を使って、安心安全な木の家が欲しい」という住まい手の思いに応えようとする仕組みづくりです。

現在、私はNPOの理事として、埼玉県と協働して『木の銀行構想』に取組んでいます。
簡単に言うと、良質で適正価格の木材を何時でも簡単に手に入れられるような『貯木場=木の銀行』を創ろうとしているのです。これが出来れば、少なくとも私達NPOの住まい手は、いつでも良質な木材を手に入れる事ができるようになります。

では、ここで重要な事は、私達が求める良質な木材とはどんな木材なのでしょうか。
ここでいう木材とは、柱や梁などの構造体(骨組み)に用いる木材です。

1、 伐り旬の木である事。(伐り旬とは9月から3月頃まで)
2、 葉がらし天然乾燥の木材である事。
3、 誰の、何処の山の木であるか特定されている事。
4、 価格が、市場価格と比べ5%程度の差額である事。

この説明は、とても専門的になってしまいますので、おいおいこのコラムで紹介していく事とします。

現在、私達NPOは、ときがわ町の製材所協同組合をその第1号の木の銀行とすべく取組んでおり、さらにその第1号の住宅を私が設計している最中です。

そこで今回紹介する家は、木の銀行構想の実験的な取組みとして先行したものです。
以前に木を購入した事のある山主のMさんに協力してもらい、4本の杉の木を住まい手と大工さんと一緒に選ばせていただき、伐採、これを近くの仲間の製材所で乾燥製材し、8m2本、9m2本の大黒柱として用いる事にしました。

この時の伐採の様子はNHKの取材を受け朝の首都圏ニュースで放映されました。



伐採時

樹齢80年余りの杉で山主のMさんと同じ年でした。

大黒柱を見上げる

4本のMさんの木は7寸角の3階通し柱として建てられました。
『都市に森をつくる』様だと建て主さんも感激でした。

O邸内観


内観2

建て方全景

土台以外は全て都幾川産の杉材です。
土台は青森ヒバを産直で安く買いました。

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2016/09/22 18:59 | online
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