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【VOL.135】信州アカマツの住宅1

(2009/01/22 青木 和壽 )
信州アカマツを梁桁の構造材、フローリングやルーフデッキ・家具・建具等に活用し、北アルプスを望むモダンな住宅を2009年の春の完成を目指して計画中です。

今回はこの住宅に取り入れる信州アカマツのお話しです。

信州アカマツ(ブランド名:四賀アカマツ)は、松本市内にある山にあった樹齢40年から100年の木でした。
昨年末から今年の3月まで山での伐採と搬出を行い、3月・4月に製材・乾燥を施し、自然乾燥をさせています。
人工乾燥を施しましたが、信州アカマツに比べ含水率を落とすことが容易(含水率8%前後)でしたが、構造材・内装材加工するまで半年以上養生させることにしました。

搬出した四賀アカマツの丸太材積は約100立米、製材して活用できる材績は32立米でした。

信州アカマツの伐採は、アカマツが休眠状態にある11月から3月の間に伐採します。
それは成長する時期(水を吸い上げる時期)に伐採するとアオやクロ(カビ)が木材内部に入り、きれいなアカマツの木目が青や黒くなるためです。

信州アカマツの特徴は節目が少なく年輪が詰まっていることです。
輸入パインのような節目の五月蠅ささはなく、優しい空間を創ることができます。

アカマツはマツクイムシ(細菌)により西日本は絶滅状態で、冬の厳しい長野県にも広まってきています。
伐採時期の限定や曲がりが多いため住宅に使われることが少なくなっています。

本計画の住宅に活用する信州アカマツ四賀アカマツ)の内容や、マツクイムシ被害については松本市にある四賀林研グループのホームページに掲載されています。

http://www.go.tvm.ne.jp/~shiga-akamatsu/index.htm




伐採 <伐採

四賀アカマツの伐採状況

<構造材

構造材を人工乾燥後
自然養生しています。
構造材

内装材 <内装材

写真全部を利用します。

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