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国産杉Jパネル落とし込み構法『木香の家』完成。

(2016/05/22 松永 務)
 
足かけ二年に渡り、構想・企画・設計・施工と

進めてきました、国産杉Jパネル落とし込み構法の住まい

『木香(このか)の家』モデルハウスが

いよいよ今週末に広島・呉にオープンします。

 

私が設計した国吉田の家、浜田山の家。

静岡県産杉材の柱・梁・Jパネルによる落とし込み構法

の住まいですが、それを30年来のお付き合いの

広島・呉の大之木ダイモさんの新しい商品住宅として

開発しようというのがきっかけでした。

・国吉田物語建設プロセス

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201312/article_2.html

・池田山物語建設プロセス

http://atelier-m-architects.at.webry.info/201404/article_2.html

 

この住まいを建設するには、Jパネルの生産工場が、

近くにあるかどうか。

日本には、静岡県・鳥取県・徳島県にしかありません。

広島だと鳥取・徳島双方に近いですが、

今回は、鳥取県のレングスさんのJパネルを活用しています。

http://length.or.jp/jpanel/

 

通常の在来工法は、柱・梁・筋交いによる軸組工法ですが、

Jパネル落とし込み構法は、柱・梁の間に

構造三層クロスパネルのJパネルを落とし込んで、

床・壁・天井が造られるため、

木造モノコック構造となります。

これは、外力を建物全体で分散して受け止めることができる

壁構造に近いシステムとなり、木本来の粘り強さが特徴です。

 

構造部材の使用量は、一般的に在来工法で約0.45m3/坪、

2×4工法で約0.57m3/坪ですが、

Jパネル住宅は、0.95 m3/坪と圧倒的な量となります。

このため、使用する木材は特一等と呼ばれる

構造部材を使用しています。

 

これだけの構造体が、室内に現しとなっているため、

木材本来の調湿機能が最大限に活かされて、

湿度の高い梅雨や夏には、その湿気を吸収し、

湿度の低い冬には、湿気を放出して、

人に優しい室内環境を創り出すことができます。

 

この住まいを是非、体験してください。

なお、静岡で体験されたい方は、

コメントいただければ、別途ご連絡致します。

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